※画像や情報は2010年のものです。
さあ、いよいよ只見線に乗車です。
最初のほうでも述べましたが、只見線は、冬季は豪雪により一部区間は周辺の国道が長期に通行止めになるくらいの区間が存在し、しかも全線通しで運行される列車は1日3往復。中盤あたりは民家もない秘境地帯を進んでいく、まさに珠玉の豪雪ローカル線です。全走破に4時間32分かかりましたが、景色が非常によく、とても印象に残っています。秋には紅葉も綺麗だそう。
最初は乗車率が結構ありました。会津若松を出ると、ちょっとした住宅街に。そしてすぐにのどかな田園地帯が広がります。
一人一席は余裕であるくらいに乗車率が落ち着いたころ、列車はだんだん山の中へ入っていきます。
思っていたより割と多くの人が乗っていましたね。高齢の方も結構いらっしゃって、長時間大丈夫なのか?と心配になったほどでした(笑)思っていたより観光路線でした。
山間部に入ってしばらくすると、こんな風景も見えるようになります。

程なくして、会津宮下駅で長時間停車。いろいろ写真に撮りました。




山あいの中の小さな駅という感じです。長旅を考慮してか、近くの商店に買い出しに行く人も。
車内ではビールとおつまみを飲み食いしながら車窓を楽しんでいたり、写真を撮ったり、みなさん各々の旅を楽しんでいらっしゃいました。
会津宮下を出ると、川沿いにゆっくりと進んでいきます。民家などはあまりありません。


会津川口駅に到着。只見川のほとりにあります。
ここで長時間停車しました。



まだまだ列車は秘境の山あいを進んでいきます。だんだん日も暮れてきました。
途中の風景。

そしていよいよ、只見駅に到着。

まわりには霧がかかっており、幻想的な風景が広がっていました。


ここから、何やらはっぴを着た人達が入ってきました。なんと、魚沼市の観光協会の方々でした。
その名も、「只見線観光車掌「だんだんど~も」」。「だんだんどーも」には色々な意味があるようです。ありがとうや、お世話になってます、などの意味があるようです。方言は方言でしか表せないニュアンスってありますよね。
そして、長時間停車後、只見を出発。
観光協会の方が、観光案内のパンフレットと、「だんだんど~も記念乗車証」を配ってくれました。
そこから、沿線の気候や暮らし、風景や観光情報、只見線の歴史などを紹介してくれました。
途中の田子倉駅付近(おそらく)。田子倉駅は、田子倉トンネルと六十里越トンネル(後述)の2つの長いトンネルの間にある臨時駅です。冬場は周辺の国道も閉鎖、列車自体も通過するので、まさに秘境駅。

そして、列車は「六十里越トンネル」へ。
全長6,359mのこの長大トンネルは、入ってしばらくすると、「ガタンゴトン」というレールの音が消えます。
中は普通のレールより長いレールが敷かれているみたいで、走行音がうるさくてあまりよく分かりませんでしたが(笑)、確かに「シャー」という走行音で、なんか不思議な感じでした。
そのことについてのアナウンスも流れました。
しかしこのトンネルは本当に通過時間が長かったです。
この六十里越付近は、ここの地域の交通の難所らしいです。先ほど言った冬季に通行止めになる国道がある区間は、この辺です。さらにここより難所の八十里越もあるようです。
そして、トンネル内で福島県を出て新潟県へ。そしてまた、徐々に「ガタンゴトン」が復活。やっとトンネル終了です。
そしてこの先が本当に一番の秘境じゃないかというくらい凄いところを通ったのですが、いかんせんもう日も暮れてしまっていて、暗くて撮れませんでした。凄い山の中を通っていきましたよ。
そのまましばらく走っていると、ぼちぼち民家も増えだして、ついに、ついに終点の小出駅に着きました!!
4時間32分の秘境豪雪ローカル線を、走破です。長かった。

割と多くの方が乗っていました。みんな好きだなあ(笑)
「だんだんど~も」の皆さんも最後まで乗っていました。
こうして只見線を完乗したわけですが、本当に素晴らしいローカル線でした。凄いところを通るなあといった感じです。雪もすごかったし。
こういう厳しい自然の中にレールを敷き、トンネルを掘った人、またこの地域に暮らす人のたくましさに畏敬の念を抱かずにはいられません。
秋には素晴らしい紅葉も見れるようで、機会があればまた乗ってみたいです。
そして、新潟発の夜行快速列車、ムーンライトえちごに乗るために新潟を目指しますが、まだ時間があったため、少しだけ遠回りしながら行くことにしました。
上越線・信越本線を行く電車で長岡まで。長岡からは信越本線の電車で柏崎まで行きます。
やはりここら辺は両数も乗客もそれなりにあります。
柏崎に到着。


そして、越後線の電車に乗車。
周りは真っ暗でした。明かりも少ない。おそらくのどかな田園地帯なのかなと思います。乗客も、途中から私一人になりましたし(笑)
しかし柏崎から吉田(途中の駅)行きの最終が20時19分(当時)なんですね。早いなあ。
途中、某歌で有名な出雲崎を通り、吉田駅に到着。

吉田からは、新潟駅行きの電車に乗ります。
街の明かりも増えてきました。
この日はダイヤが大幅に乱れていたようで、遅れて新潟に到着しました。
これで、越後線は制覇です。
ダイヤが大幅に乱れている影響か、駅のホームには結構人が多かったです。長岡方面の電車はいつ発車するか分からず、何時間も出発できずにいるようでした。
そこで、なんと長岡駅方面の乗客を大阪行きの夜行急行きたぐにに乗せるという方法をとったようです。
とても珍しい光景にあいました。こういうこともあるんだなあ。
そして、きたぐにが入線してきました。


このきたぐにには、いずれ自分も次の旅で乗ることとなります。
そして、きたぐには出発。それから何分かして、夜行快速ムーンライトえちごがホームに入ってきました。

このダイヤの乱れの影響でえちごも出発が遅れました。
出発は遅れたものの、途中駅での停車時間を減らしたようで、遅れは取り戻したようでした。
そして、電車は首都圏へ入り、早朝に新宿へ到着。
新宿からは山手線で品川駅まで。品川駅からは京浜急行で羽田空港へ。
そこからは飛行機で地元入り。行きの神戸便と同じ航空会社だったのでびっくりするくらい安くで帰れました。
地元の空港に着いたら路線バスで加治木駅まで。加治木からは日豊本線、鹿児島本線で鹿児島中央駅に到着。
これで、今回の旅は全て終わりました。つかれた(笑)
今回の旅は、本当にぎりぎりな旅だったので、かなり疲れました。
まず金銭面。過去にないレベルの貧乏旅でした。本当にきつかったです。朝昼晩おにぎり1個でしたからね(笑)まあなんとか喜多方ラーメンは食えましたけど(笑)それでも行きたいんです、旅に。
帰ってきて財布の中の残金を見たらほんの数円くらいしか残っていませんでした(笑)。去年の初冬ごろから例年より降雪量が半端なく多かったので、もしダイヤが乱れて身動きが取れなくなっていたら完全に詰んでましたね。向こうには知り合いも居ないし。例年より降雪量が半端なく多いくせに日本屈指の豪雪ローカル線ばかりめぐっていたので、どうなることやらと思いました。実際、私が旅に行った日の前後は豪雪で、私が行った日だけ雪が小康状態だったようでした。本当に運が良かったと思います。もう次からはこんな無茶はしないようにします(笑)。
それから今回の旅も体調を著しく崩してしまって、かなり身体がだるかったです。熱も割とあったし、ああ、やっちまったと思いましたが、寝たら回復して良かったです。
本当に、次からは余裕のある旅にしたいと思いました。
そんないろいろあった旅ですが、景色の素晴らしさはかなりのものでした。
特に磐越西線や只見線は、いままで行ったことがなかった分、素晴らしいものでした。
飯山線も凄く景色のいい路線らしいのですが、行ったのが日が暮れてからだったので、また機会があれば日中に行きたいと思います。
大糸線も今回も行くことができて良かったです。やっぱり大糸線と安曇野・松本が一番好きですね(笑)
またいつもの風景に出会えて本当に良かったです。あの場所は、私に元気をくれますね。
何度も行っているのに、今回もまた行ってしまった安曇野。そしてまた行きたいと思っている私(笑)
大糸線は今回は久々に全線通しで乗れたのでよかったです。白馬あたりも、またゆっくりいきたいな。
喜多方ラーメンも食べることができてよかったです。喜多方はラーメン店がかなり多いです。しかも○○味という定義がないのが面白いですね。しかも朝早くからやっていて、にぎわっているのが驚きでした。
只見線の秘境っぷりは過去最高でしたね(笑)でも本当にいい景色がたくさんある、ダイナミックな自然を感じれる路線でした。かなりの大自然の中を行く路線でした。観光協会の方の案内もある素敵な路線でした。
次はどこにお邪魔しようかな。今度は少しばかりお金をためて行きたいと思います。
大糸線・飯山線・磐越西線・只見線と、豪雪地帯の路線をはしごするという貴重な経験ができました。
本当に、今回もいい旅でした。
(完)
















































