
肥薩おれんじ鉄道の全駅に下車をしてきましたが、それぞれの駅にそれぞれの風景、人の流れ・特色があり、それぞれに愛されていました。
車窓から見える風景もとても美しかった。
私は好きな駅として海の近い4つの駅をあげましたが、やはり駅はすべて好きですね。
熊本県側を中心にとても愛されているなあって感じることができました。
地域の方が、おそらくボランティアでホームや駅舎の前に綺麗に花を植えている。
駅舎を活用してお店を開いている。
駅舎が小さなギャラリーになっている。
駅前のポストを黄色くしている。
それぞれの駅が、降りる人、乗る人、また地域の人が心地よく憩えるように、また活性化の為にとても魅力あるものになっています。あいさつも気持ちが良い。
そして、何とかしてこの鉄道を残そうと頑張っている姿も垣間見えますね。
交通弱者であるお年寄りの移動や高校生の通学など、地域の足を守るために頑張ってらっしゃいます。
また、沿線地域も活性化の為に1年を通して多彩なイベントを計画しています。
芦北のカレー街道、阿久根のうに祭りや伊勢えび祭りなど。
御立岬公園にいくのに鉄道を利用してもらおうと、一時の期間ながら無料のシャトルバスも運行されています。
途中の駅に置いてあったパンフレットを見ました。
それぞれの駅には散策にもってこいなところや観光地、グルメスポットがたくさん。
こんなにいいところだったんだと実感させられました。
水俣や芦北、日奈久地域は自分が思っていた以上に散策など出来そうな街でした。
これは改めて行ってみようかなと思っています。
また地域の人もおれんじ鉄道を少しでも利用しようと努力しています。
海水浴場に行くのにわざわざ車で途中の駅まで来て、お母さんに到着駅で待っててもらって、途中からおれんじ鉄道に乗る小さな子供の家族連れが居ました。
通院に利用しているおばあちゃんも居ました。
こういう人の温かさが詰まった駅に降りると、心が穏やかになります。
そしてこの鉄道は海がものすごく近い。ものすごく綺麗。
昼間の青く澄んだ空と青い海、夕暮れのオレンジに染まる海。
これはひとつの観光資源です。美しい。




小さな車両がトコトコ頑張って走っています。田園風景が広がっていたり、海や山々がとても近いところを走ったりするので景色は最高なんです。
おそらくこの鉄道は、並行する周りの立派な道路がのちに完成したり、人口減もあり、これからは今以上に経営が苦しくなり、その存在意義も益々失っていくことと思われます。
続くことと無くなることのどちらがいいのかというのは、私には分かりません。
ですがこの鉄道は素晴らしいです本当に。景色だけでなく、人の温かさを随所に感じることができます。
単なる旧幹線のぶった切られ路線ではありません。行ってみれば分かります。
地域の人たちが自分たちに出来ることを自分なりにやっている。
この鉄道が今後どうなるかは分かりませんが、私も私なりにこの鉄道を応援したいと思います。
この旅はどこを巡るというわけでもなかったですが、達成感もあり本当に楽しかったです。いつかまた、挑戦してみたいかな(笑)
(完)
